吸血鬼少女の餌は意地悪幼なじみ!

「…燐、平気?」

「う、うん…なんとか」


その後も棗くんはひたすら愛を叫び続けた
燐は照れ過ぎてヘロヘロになった


「ごめんね…小花」

「ん?」


急に燐が謝る…なんで?


「たぶん…棗、優勝出来ない」

「あぁ…うん。そーだね」


ひたすら愛を叫び続けるプリンス
なんか、皆の求める王子って違う気がする

プリコン投票権は女子の皆さん
ひたすら燐への愛を叫び続ける棗くんじゃ…ね?


「あー…嫌だな…デート」

「うん、ごめんね。小花」


ボイコットしたい
逃げ出したい
風邪引きたい


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