吸血鬼少女の餌は意地悪幼なじみ!
紀野棗くん…
えっ?!棗くん?!
うそ?!
信じられない程愛を叫びまくってたのに?!
「おめでとうございます!紀野棗くん!どーやら、君の一途過ぎる愛の言葉が女の子達の心を掴んだみたいですよ?」
「え、あ、うん。えーっと、ありがとう?」
棗くんも状況が理解できていない
要するに、一途に一人の女の子に愛を尽す姿が王子っぽいって理由らしい
…まぁ、一途に想われたいよね
「では、赤池さんこちらにお願いします」
「あ、はい」
司会者に導かれ棗くんの隣へ行く
すると、棗くんが笑う
「えーっと、よろしく?小花ちゃん」
「あ、うん。ヨロシク。棗くん」
こーして、無事に?ミスコン、プリコンは終了した