吸血鬼少女の餌は意地悪幼なじみ!
「小花ちゃん!見て見て!燐をみつけた!」
るんるん気分丸出しの棗くんが帰ってきた
「あー…うん、よかったね」
燐がいることにテンションMAXの棗くん
…若干、引くくらいテンション高い
「あれ?珪だ。珪も来てたの?」
テンション高い棗くんが、やっと珪くんの存在に気付いた
「うん。火花さんとね」
「……え?」
あ、棗くん固まった
「り、燐…本当?」
「うん。珪くんと来た」
少しの沈黙
そして、棗くんが暴走した
「り、燐?!大丈夫?!何もされてない?!」
「うん、何もないよ?」
「珪?!燐とデートするなんてどーゆうことだよ?!燐は俺の彼女なんだよ?!」
「"友達"と遊んで何が悪い。…ってか、棗うるさい」
うん。
取り合えず、周りに迷惑だから暴走を止めよう