吸血鬼少女の餌は意地悪幼なじみ!

「あの…棗くん。落ち着いて?」

「いや、無理だ。うん。珪と燐がデートなんて危なすぎる。許せない。燐は俺のものだ」


あぁ、落ち着かない上に、暴走健在


「よし。うん。わかった。珪!俺の代わりに小花ちゃんとデートして」


えっ?!
いや、あの…いいのかな?

だって、コレって文化祭の景品みたいな物じゃ…?


「うん。わかった」


棗くんの提案に珪くんが頷く


「えっ?!いいの?だって、コレって文化祭の…」

「俺、生徒会長だし。俺がいいって言うんだからいいんじゃね?」


うわぁ、職権乱用…
まぁ、でも…珪くんと遊ぶの久々だし
正直、嬉しいかも


「よしっ!じゃ、あとヨロシク!さぁ、燐行こうか?」


そして、棗くんは燐を連れて嬉しそうに去って行った


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