吸血鬼少女の餌は意地悪幼なじみ!
パチン
パチン
パチン
パチン
私は、ひたすらプリントをまとめ続ける
珪くんは、机に向かって書類的な物を書いている
真剣な横顔
それは"皆の生徒会長"の顔
そんな珪くんを眺めていると、なんとなく思い出す、燐の言葉…
"お似合いだと思うんだけどなぁ"
本当にそうだったら良いのに…
私がもっと珪くんに相応しい女の子だったら良かったのに…
はぁ…
なんでこんなに意地悪なのに惹かれちゃうんだろ…
私って実は…Mなんじゃ
い、いや、それはないはず…
うん、私は断じてMじゃない