吸血鬼少女の餌は意地悪幼なじみ!
「異義はありますか?」
ニヤニヤと楽しそうな珪くん
凄く悔しい…
悔しいけど…
「異義…ありません」
「まぁ、異義なんて言わせないけどね」
えっ?
もし、私が珪くんのこと好きじゃなかったとしても異義聞いてもらえないの?
「俺に好かれた時点で、小花の拒否権的なものは全部消滅してるんだよ」
なんですと?!
「小花は…俺のモノだろ?」
言いながら、私の頬を撫でてくる珪くん
とても、嬉しそうに
「っ!!」
ズルい
そんな風にされたら…
「異議は?」
「ないよ。私は…珪くんのモノだよ」
「うん、よくわかってるじゃん」
何も否定できません