吸血鬼少女の餌は意地悪幼なじみ!

さて、問題です
私達はどうやら両想いみたいなんですが…


「ねぇ、珪くん」

「んー?」

「私って珪くんの"彼女"になるの?」

「…はぁ?何?ヤなの?」


きゃー!
怒らせた!?


「ち、違うの!私、誰かと付き合うのとか初めてだから…どーしていいか分からなくて」

「別に何も変わらないでしょ?」


え?
そーなの?


「いつものように一緒に過ごせばいいんだよ。彼女だからって、小花が何かを頑張る必要ないよ」


いつものように珪くんと喋って
いつものように珪くんが傍に居る

そっか、それでいいんだ



< 157 / 162 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop