吸血鬼少女の餌は意地悪幼なじみ!
私は吸血鬼
珪くんは私の餌
産まれた時から私と珪くんは一生関わっていく存在だった
だから、物心ついた頃には常に私の傍には珪くんがいた
ん?でも…
別に覚醒するまでは血はいらないんだし…
登下校を一緒にしたり、家を行き来したり…ベタベタくっついて、傍にいる理由なんて無かったような気が…
「私達って…なんで昔からこんなに一緒に居ることが多いんだろう?」
「俺が離れなかったからだろ?」
ん?どーゆうこと?
「俺、小さい時からずーっと、小花を取られるのだけは絶対嫌だったんだよね。だから、ベッタリくっついて小花に野郎を近付けさせなかった」
あー…そっか
だから、私には男友達が居ないのか