吸血鬼少女の餌は意地悪幼なじみ!
「…珪くんって、独占欲強いの?」
「何、今更なこと言ってるの?俺、自覚してるほど独占欲強いよ?小花に触る野郎に容赦しないし、小花が俺以外の血を吸うのも嫌だ」
本当だ…
独占欲丸出しだった
「だから、あんまり俺を妬かせるなよ?妬かせ過ぎたら…監禁するよ?」
ニコッと笑ながら言う珪くん
うん、冗談だと信じよう
「直訳すると…私のことが大好き過ぎて独り占めしたいってことですか?」
冗談には冗談で返す
すると、予想外の返事がきた
「うん、正解」
「…え?」
「好き過ぎて独り占めしたい。ってことで、取り合えずキスしてい?」
「え?え?」
「いただきます」
「えっ、ちょっ?!待っ…ッんん」
想いが通じた珪くんは…
強引で、独占欲丸出しの激甘彼氏の予感です