吸血鬼少女の餌は意地悪幼なじみ!
「では、各自で自然観察を開始してください」
先生の一言で生徒がバラバラに散っていく
私と燐も森林の中で、課題探しの散歩を開始した
「森林で見つけた物についてのレポート提出…か」
「難しいね?木の種類とか調べる?」
「それくらいなら、楽そうだね?葉っぱとか採集していく?」
「写真も撮っとこう」
適当に木を探しながら二人でフラフラ歩いていく
「あ…」
木を探してさ迷う中
森林の中であの人に遭遇した
「珪くん!」
「あぁ、小花か」
珪くんの隣には棗くん
棗くんは素早く燐に抱きついて、とても幸せそうだ