吸血鬼少女の餌は意地悪幼なじみ!

「もういいの?」


腕から口を離すと、珪くんが聞いてきた
まぁ、いつも貰う量の半分しか貰わなかったし不思議に思ったんだろう


「うん、昨日燐に血を分けて貰ったから大丈夫だよ」

「………へぇ」


あ…れ…?
お、怒ってらっしゃる?


「俺さ…言ったよね?」


な、何をでしょう?

ニッコリ作り笑顔の珪くん怖い


「俺以外のヤツの血を飲むの許さないって」


…なんか、それっぽいこと言われたような気がする

するけど…


「緊急事態だったし…?」

「問答無用。罰決定。明日、放課後、生徒会室」


さよなら
私の素晴らしき放課後ライフ



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