吸血鬼少女の餌は意地悪幼なじみ!

side:珪


あー、もう本当…迂闊だった


菊宮が小花に惚れるとは…


いや、小花がモテるのは知ってる
知ってるけど俺がベッタリくっついてたし
そーゆう素振りするヤツには威嚇してたしな


だから、油断してたんだよな


アイツ、そんな素振り無かったくせに…
ってゆうか、いきなりキスするようなヤツだったなんて…


あー、もう…考えても後悔しても後の祭だ


とりあえず、菊宮には警告を出す
本当だったら、一発ぶん殴るんだけど…
小花に止められてるし、警告で我慢する


さて、考えてる間に目的地に到着しました
では、呼び出そう


「菊宮、いる?」




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