変則的Heart breakの定義


どーして……突然そんな事を言い出したのか…その時の俺は皆目見当もつかなかった……。



「理由は‥‥?

なんか‥‥俺‥気に障ることしたかな???」


「んっ~!!!

まあ・・していえば・・それかなあ‥!!」


目の前に指を突き立てた彼女は‥悪戯な笑みを浮かべて俺を強気に挑発した。



「私と付き合ってから‥‥丙…ずっと私の事ばかり心配してるでしょう???」

俺は彼女に言われた言葉に更に目を丸くした。




「――私…バスケしてる丙が一番大好きだけど私に気をつかうとこ大嫌い!!」


「何それ………。」
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