【完】イケメン*眼鏡*ランデヴー
クール系天然男子
やって来たのは、これまたイケメン。そんでもって眼鏡。
類は友を呼ぶって、こういうこと?
シャンパンピンク系の茶髪はウルフショートにカットされ、濃い顔だけど、少しタレ目の優しい瞳、表情は、永太より更に無表情で、声も低くて重低音。
やっぱりこの太陽の下で育ったからか、健康的な褐色の肌を持っている、ノンフレームの眼鏡をかけた、クールそうな男子。
そいつは無表情で私にずい、と顔を寄せる。
おぉっふ…顔濃いから、迫力満天。
今度は指を指され、その顔は永太に向く。
「ぬークヌけばけばしいいなぐ。ケバすぎて不細工かも分からねーらんさー。」
うーん、ここに来てなんとなーく分かってきた。今の、絶対悪口だろ?
「悠莉、直訳してあげましょうか?」
「いらん!お前悪口だけは伝えたがるな、殴らせろ、一発殴らせろ!」
自分等がイケメンだからって、嘗めてやがるこいつら!
さっき捩じ込まれたちんすこうみたいに、お前らのも料理してちんすこうに……って下ネタァァァ!!