【完】イケメン*眼鏡*ランデヴー
早速永太の真っ赤なオープンカーで海に浮かぶ幻想的な道路を経て本島へ。
「今日は法廷速度守るんだ、珍しい。」
「貴方ねぇ、そう毎回スピード違反するわけないでしょ。」
いやいや永太さん。私が乗ると地獄のドライブ率高いですが。
…なんてことは口が裂けても言えないし、私は苦笑いして前を向く。
「それに今日は……マッポがいます。」
ボソッと呟いた永太にヒヤリとしながら外を見回せば、道路には巡回のパトカーが。
っていうか『マッポ』って、ヤンキーとかヤクザが警察呼ぶときに使う言葉じゃん。
お父さんがVシネマの映画を借りてきて観てた時にしか聞いたことないよ。
その綺麗な唇から物騒な言葉を出さないで欲しいものだ。
「永太、あんた標準語どうやって勉強してんの?マッポとか使っちゃダメじゃん。」
「そうですか。やまとぐちではマッポはあまり使わないのですね、覚えておきましょう。」
永太って基本的にしっかりしてるくせに、たまに変なとこあんのかも。
この美人な鬼畜の謎が深まったところで、車は離島から本島へ辿り着いた。
「今日は法廷速度守るんだ、珍しい。」
「貴方ねぇ、そう毎回スピード違反するわけないでしょ。」
いやいや永太さん。私が乗ると地獄のドライブ率高いですが。
…なんてことは口が裂けても言えないし、私は苦笑いして前を向く。
「それに今日は……マッポがいます。」
ボソッと呟いた永太にヒヤリとしながら外を見回せば、道路には巡回のパトカーが。
っていうか『マッポ』って、ヤンキーとかヤクザが警察呼ぶときに使う言葉じゃん。
お父さんがVシネマの映画を借りてきて観てた時にしか聞いたことないよ。
その綺麗な唇から物騒な言葉を出さないで欲しいものだ。
「永太、あんた標準語どうやって勉強してんの?マッポとか使っちゃダメじゃん。」
「そうですか。やまとぐちではマッポはあまり使わないのですね、覚えておきましょう。」
永太って基本的にしっかりしてるくせに、たまに変なとこあんのかも。
この美人な鬼畜の謎が深まったところで、車は離島から本島へ辿り着いた。