【完】イケメン*眼鏡*ランデヴー

「だから、貴方は全部顔に出てるんですよ、このジュラシックパークいなぐー！」




ぐわしっ！



「イテテテ潰れる顔面潰れる！」



「どうせなら潰れなさいよ、こんな顔面。そして可憐な美少女にでもおなりなさいな。」



私の顔を永太の大きい掌がおもっくそ握っている。ガチの全力の力で。



「澪ちゃん、助けて！」



「永太に逆らったら、山入端家のゴーヤーの刷り汁ちびから注入されちゃうから勘弁してとらせ。」




え、ちびって何処、何処の部位なの怖い！



残念ながら怯えた澪ちゃんは永太の手のせいで見えない。絶対可愛いのに！



「そろそろ俺の手が変な汁にまみれそうなので離してやりましょうね。」



変な汁って何汁？私の顔面どうなるとこだったんだよ、鬼畜過ぎるわ！



潰されかけた顔面の部位を確認すべく、両手で撫で回す。



なんとか、何事も無かったみたいだ。ズッキズキするけどなっ！