【完】イケメン*眼鏡*ランデヴー
雅治と、予めリサーチしていたらしい警備のセンサーを潜れるルートから学校へ侵入する。
「…だからって、男子トイレから侵入はない!」
「ぬーよ!鍵を開けたままに出来てセンサーを掻い潜りゆんとこなんてくまぐらいなぬ!」
プーッと頬を膨らませ、お得意の怒りにくい可愛い顔をする雅治。
「だいたい、夏休みなのに良くもまぁこんなに調べられたね。」
「わん、古文ぬ追加補講があいびーたんから、ウェイクボードぬ練習ぬメーんかい学校来てたし!」
それ、誇らしげに言うことじゃない気がするよね。
最早ツッコミを入れる気力もなく雅治に着いて行っていると、あっという間に屋上に続く梯子前へ。
雅治が先に登り、ギギ…と古い扉を押し上げ開き、屋上に上がる。
「ユーリ!」
笑顔で手を差し出され、それを掴むと雅治に引っ張られ、私も屋上へ。
「うりー、見てみろ!」
雅治が白い指を指し示す先、夜空に広がる光景は………。
「…だからって、男子トイレから侵入はない!」
「ぬーよ!鍵を開けたままに出来てセンサーを掻い潜りゆんとこなんてくまぐらいなぬ!」
プーッと頬を膨らませ、お得意の怒りにくい可愛い顔をする雅治。
「だいたい、夏休みなのに良くもまぁこんなに調べられたね。」
「わん、古文ぬ追加補講があいびーたんから、ウェイクボードぬ練習ぬメーんかい学校来てたし!」
それ、誇らしげに言うことじゃない気がするよね。
最早ツッコミを入れる気力もなく雅治に着いて行っていると、あっという間に屋上に続く梯子前へ。
雅治が先に登り、ギギ…と古い扉を押し上げ開き、屋上に上がる。
「ユーリ!」
笑顔で手を差し出され、それを掴むと雅治に引っ張られ、私も屋上へ。
「うりー、見てみろ!」
雅治が白い指を指し示す先、夜空に広がる光景は………。