【完】イケメン*眼鏡*ランデヴー
「酒蔵は俺の姉貴が継ぎますから問題無いですよ。」
「……え?あれ?永太お姉ちゃんいるの?あれ?お姉ちゃんが継ぐ?あれ?」
「何回『あれ?』って言えば気が済むの。……姉貴はねぇ、にぃにぃと結婚して照喜名家に嫁いだんですよ。」
……全然知らなかったんですけど!永太にお姉ちゃんがいたこともだし、雅治んとこのにぃにぃが結婚してることもだし、何かもう、色々ビックリ。
「…二人って義理の兄弟なの?」
「そうなりますね。全く、手が焼ける弟ですよ、このホワイトボーイは。」
そう言いながらぐりぐり、と雅治のふわふわの銀髪を強めに撫でる永太。
「雅治のお祖父ちゃんの話を聞くのもだけど、永太のお姉ちゃん見るのも目的になったわこれ。」
「別に、これと言って美人でもないですし、期待するだけ損ですけどね。」
再度眼鏡の位置を直した永太は、私の少しの期待をへし折るような発言をする。
永太のお姉ちゃんだし、美人なんじゃないの?
確かに、永太のママもパパも美形ではないけどさ、永太は両方のいいとこ取りでイケメンだし、お姉ちゃんもそうなんじゃないの?
「……え?あれ?永太お姉ちゃんいるの?あれ?お姉ちゃんが継ぐ?あれ?」
「何回『あれ?』って言えば気が済むの。……姉貴はねぇ、にぃにぃと結婚して照喜名家に嫁いだんですよ。」
……全然知らなかったんですけど!永太にお姉ちゃんがいたこともだし、雅治んとこのにぃにぃが結婚してることもだし、何かもう、色々ビックリ。
「…二人って義理の兄弟なの?」
「そうなりますね。全く、手が焼ける弟ですよ、このホワイトボーイは。」
そう言いながらぐりぐり、と雅治のふわふわの銀髪を強めに撫でる永太。
「雅治のお祖父ちゃんの話を聞くのもだけど、永太のお姉ちゃん見るのも目的になったわこれ。」
「別に、これと言って美人でもないですし、期待するだけ損ですけどね。」
再度眼鏡の位置を直した永太は、私の少しの期待をへし折るような発言をする。
永太のお姉ちゃんだし、美人なんじゃないの?
確かに、永太のママもパパも美形ではないけどさ、永太は両方のいいとこ取りでイケメンだし、お姉ちゃんもそうなんじゃないの?