【完】イケメン*眼鏡*ランデヴー
「ピギャッ!」
「クスッ……何ですか、そのリアクション。」
突然首元にひんやりとしたものが宛がわれ変な声を上げた途端、ふわり、と次はストールを巻かれる。
永太がさっきまで着けていたストールは、永太の控えめな甘いけどスパイシーな香水の匂いがし、鼻孔を擽る。
「ペットボトル用の保冷剤。首に宛てとけば少しは涼しく感じます。ストールを巻いておけば、保冷効果も上がるでしょう。」
「あ……ありがと。」
吊り上がった目が、優しく細まり私の頭を緩やかに撫でる永太に、心臓がどくどくと暴れ始める。
甘いモードの永太とか、ホント慣れない。クソクソ、イケメンって罪だ。
「…永太ってさ、何の香水つけてんの?いー匂い。」
照れ隠しにストールに顔を埋めて見上げると………あれ?
「クスッ……何ですか、そのリアクション。」
突然首元にひんやりとしたものが宛がわれ変な声を上げた途端、ふわり、と次はストールを巻かれる。
永太がさっきまで着けていたストールは、永太の控えめな甘いけどスパイシーな香水の匂いがし、鼻孔を擽る。
「ペットボトル用の保冷剤。首に宛てとけば少しは涼しく感じます。ストールを巻いておけば、保冷効果も上がるでしょう。」
「あ……ありがと。」
吊り上がった目が、優しく細まり私の頭を緩やかに撫でる永太に、心臓がどくどくと暴れ始める。
甘いモードの永太とか、ホント慣れない。クソクソ、イケメンって罪だ。
「…永太ってさ、何の香水つけてんの?いー匂い。」
照れ隠しにストールに顔を埋めて見上げると………あれ?