【完】イケメン*眼鏡*ランデヴー

沖縄そばも堪能し、永太の車で澪ちゃんと雅治を送迎し、ようやく家に辿り着いたのは17時頃。



二人共永太の家からさほど遠くないところに住んでいて、この三人は家が近所だから幼馴染みなんだなんて、今更当たり前なことを思う。



「汗だくで気持ち悪いでしょ？お風呂準備してもらってるから、先に入りなさいよ。」



「え？いいの？」



永太は身だしなみに気を遣ってる方の男だから、てっきりすぐにでも汗を流したいだろうと思ってたんだけど。



「気にしてくれてるのですか？……それなら、一緒に入りますか？」



「なっ………！バッ！！一人で入るわっ！」



その冗談にカァッと顔が熱くなり、恥ずかしくなって直ぐ様立ち上がると、背後から永太のクスクス笑う声が聞こえて更に気恥ずかしくなった。



クッソー、マジ、こいつ何なんだし！ピュアな私を弄びやがって！