【完】イケメン*眼鏡*ランデヴー
鬼畜不在の自然交流学習に大喜びしたものの、いないと天然ワンコの澪ちゃんと末っ子王子雅治を纏める存在がいなくて大変。



しかも今日は首里城探索がメインの為、うるま市の離島である拠点を離れ、本島の那覇市にいたりする。



正直……不安過ぎるよね。



「ねー…全然関係ない話なんだけど、皆の苗字変わってるよね。」



オレンジジュースをストローでかき混ぜながら向かい側に座る二人に何気無く言うと、キョトン、と二人揃って可愛い顔をする。



「ウングトールくとぅ、深く考えたくとぅも無かった、なぁ、澪。」



「ユーリやいほーな着眼点で物くとぅをんちゅんな。」



『いほー』は『変』を意味してるから、私変人扱い?澪ちゃんの方がよっほど変人だって。



勿論突っ込んだとこでまたキョトンと可愛く首を傾げられるオチは見えてるから何も言わないけど。
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