【完】イケメン*眼鏡*ランデヴー
真夏の夜の激しいDancing
「………で?俺が不在の間に、何があったんでしょうかね?」
7月31日、東京新宿から鬼畜が舞い戻って来た山入端家。
と言っても、今日の夜はこのうるま市のお祭りでエイサーを踊る永太は、お昼にはまた家を出てしまうという忙しさ。
早朝に帰って来たと思ったら、ほぼ寝ずに次だもん。大変だわ。
…とその前に、今は私の状況の方が大変なのかな?
「やーはへーくはーれーよ!シッシッ!」
「アホですか君は。ここは俺の家でしょ。帰るのは君ですからね。暑苦しいから離れなさいよ。」
永太が切れ長の目をギンと見開き、今にも鬼畜を発動させようとしているのにも関わらず、雅治は、私にべったり引っ付いて離れない。
まあ、そこまでは予想出来なくもないんだけどさ、うん。
「クヌ約束破り。」
「君もですか…澪。」
そう、珍しいことに、澪ちゃんも私の傍らから離れない。右に雅治、左に澪ちゃんを引っ付けた私は、何コレ何の逆ハー状態。
7月31日、東京新宿から鬼畜が舞い戻って来た山入端家。
と言っても、今日の夜はこのうるま市のお祭りでエイサーを踊る永太は、お昼にはまた家を出てしまうという忙しさ。
早朝に帰って来たと思ったら、ほぼ寝ずに次だもん。大変だわ。
…とその前に、今は私の状況の方が大変なのかな?
「やーはへーくはーれーよ!シッシッ!」
「アホですか君は。ここは俺の家でしょ。帰るのは君ですからね。暑苦しいから離れなさいよ。」
永太が切れ長の目をギンと見開き、今にも鬼畜を発動させようとしているのにも関わらず、雅治は、私にべったり引っ付いて離れない。
まあ、そこまでは予想出来なくもないんだけどさ、うん。
「クヌ約束破り。」
「君もですか…澪。」
そう、珍しいことに、澪ちゃんも私の傍らから離れない。右に雅治、左に澪ちゃんを引っ付けた私は、何コレ何の逆ハー状態。