LOVE SICK【完】





そんな俺に篤志は慰めてくれた。



「大丈夫だって。瑠瘉もなにか事情があるんだよ」



女って色々複雑じゃん?



言葉を付け加えて俺の顔をうかがった。



「瑠瘉になにがあったんだ?」



最近ずっと気になっている。



お昼も一緒に食べないし、帰りも一緒に帰らない。



「はぁー」



「お前さぁ、ため息多いんだよ」



仕方ないよな。瑠瘉が離れていくんだ。



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