LOVE SICK【完】
玲央side
「小さいころは、瑠瘉に守ってもらってばっかだったけど今は俺が瑠瘉を守る」
岩がただ削られているだけの小さな洞窟。
そして、昔を思い出すかのように瑠瘉が口を開けた。
「玲央....大好き!約束ね?」
そうだったんだ。
瑠瘉があの時言った言葉。
それを聞いて俺は瑠瘉を強く抱きしめた。
「瑠瘉、愛してる」
すると瑠瘉は、
「私も、愛してる」
そして、深いキスをした。