LOVE SICK【完】





玲央side



「小さいころは、瑠瘉に守ってもらってばっかだったけど今は俺が瑠瘉を守る」



岩がただ削られているだけの小さな洞窟。



そして、昔を思い出すかのように瑠瘉が口を開けた。



「玲央....大好き!約束ね?」



そうだったんだ。



瑠瘉があの時言った言葉。



それを聞いて俺は瑠瘉を強く抱きしめた。



「瑠瘉、愛してる」



すると瑠瘉は、



「私も、愛してる」



そして、深いキスをした。



< 270 / 274 >

この作品をシェア

pagetop