LOVE SICK【完】





お金も私がいなかったらそんなにかからなかっただろう。



迷惑かけたんだ。



「ごめんね、お母さん。私何も知らなかった」



「ううん。いいの。それに私のほうが謝らないといけないことばっかだし」



お母さん一人が抱え込んでみんなに責められていた。



小さかったころの私には守ることができなかったんだ。



「あ!そういえば仕事は?」



お母さんの言葉にはっとした。



「ああああああああ!」








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