LOVE SICK【完】





しばらくして瑠瘉が教室を出て行った。



あわてて俺も瑠瘉の後を追うように走って行こうとする。



でも、可南に止められた。



「今のあんたに瑠瘉を追いかける資格なんてない」



可南の言葉にはっとする。



そうだ。おれは追いかける資格なんて.....。



もうないんだ。



なんでこうなったんだ。



最低だな、俺は.....。



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