君のイナイ季節
プロローグ
このヘルメット。
君が最後に出たレースで被っていたものだって聞いたよ。
私には少し大きい気がするけど、でも、君が守ってくれる気がするから、被ってる。
これには君の匂いが染み付いていて。
私は胸がいっぱいになる。
私には君がすべてだった
君と一緒に未来へ歩いていけると思ってた。
私の横からいなくなるなんて思いもしなかった。
しかも、あんな風にいなくなるなんて。
キミガイナイ
もう、イナイ
まだ、あまりケータイが普及していなかった頃の、話。
君が最後に出たレースで被っていたものだって聞いたよ。
私には少し大きい気がするけど、でも、君が守ってくれる気がするから、被ってる。
これには君の匂いが染み付いていて。
私は胸がいっぱいになる。
私には君がすべてだった
君と一緒に未来へ歩いていけると思ってた。
私の横からいなくなるなんて思いもしなかった。
しかも、あんな風にいなくなるなんて。
キミガイナイ
もう、イナイ
まだ、あまりケータイが普及していなかった頃の、話。
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