君のイナイ季節

とある夏の日の夜

季節は夏。

私の進路は正式に決まった。

拓海くんのお父さんのお店「K−Racing」で春から働く事に。

主にレースのお手伝いと営業など。

今は休みの日はお店で店番をしたり、ちょこっと手伝っている。

あと、拓海くんのお母さんがお店の手伝いで忙しい時は私が拓海くんの家で食事を作ったり。



そして、今日は。

拓海くんが私の家に来る。



実は家の中に入るのは今日が初めて。
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