君のイナイ季節
思い出の文化祭
季節は夏から秋へ。
拓海くんと付き合う事になった文化祭の季節がやって来た。
「平野先輩」
私は料理部は引退したけれど、後輩に頼まれてたまにクラブに出たりしている。
「どうしたの?」
「ファッションデザイン部の子たちがモデルを募集していて、なかなか集まらないんですよ」
「大変よね…」
ファッションデザイン部は料理部とは家庭科室を半分ずつ使っていて仲がよい。
また、顧問も両方能勢先生だから余計に。
去年はモデルは何人も見つかったはずなんだけど。
今年はなんでだろう?
「で、平野先輩と柏原さんにお願いしたいのですが」
「拓海くんも?」
「はい、お願いしていいですか?」
「拓海くんに聞かないとわからないけど…」
拓海くんと付き合う事になった文化祭の季節がやって来た。
「平野先輩」
私は料理部は引退したけれど、後輩に頼まれてたまにクラブに出たりしている。
「どうしたの?」
「ファッションデザイン部の子たちがモデルを募集していて、なかなか集まらないんですよ」
「大変よね…」
ファッションデザイン部は料理部とは家庭科室を半分ずつ使っていて仲がよい。
また、顧問も両方能勢先生だから余計に。
去年はモデルは何人も見つかったはずなんだけど。
今年はなんでだろう?
「で、平野先輩と柏原さんにお願いしたいのですが」
「拓海くんも?」
「はい、お願いしていいですか?」
「拓海くんに聞かないとわからないけど…」