君への想いよ届け
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ピピピっ♪
んんっ…もぉ朝?
よく寝れなかった。
疲れが抜けない。
顔を洗いながら、鏡で自分の顔を見た。
うわっ…すごいクマ。
いろいろ考えていたら頭がぐちゃぐちゃになってきた。
用意をして学校へ向かった。
あれからもう2週間がたった。
最近ずっと、頭がぐちゃぐちゃして、授業でも先生の言葉なんかちっとも頭に入らなかった。
「持久走をやるから、各自で準備体操しとけよー!」
体育で持久走をやることになり、
先生の言葉にみんな動き始める。
「あ”ー。持久走とかまじ死ぬー!ねー、美羽。ってあんた!すごい顔色悪いよ!大丈夫?」
「う、うん。大丈夫。ちょっと寝不足なだけ。ありがと」
「本当に?ならいいけど、、。ほらっ!次 私たちの番だよ!行こっ。」
「う、うん」
そして、走り始めてすぐに、体に異変がおきた。
日差し強い。
体が上手く動かない。
どぅしよう…。
やばぃ…気持ち悪い…
も、もぉだめ…立ってられない…
急に足に力が入らなくなった。
ガクンっーーーー。
「美羽‼︎しっかりして!みうっー!」
かすかに雅が叫んでいるような声が聞こえた。
でも、その後のことは何も覚えていない。
目が覚めた時には天井が見え
白いカーテンが閉めてあり、消毒の匂いがするベットに寝ていた。
あれ?ここ…
保健室?なんで…。
誰が運んだの?
保健室の先生がカーテンを開けた。
「あら、起きたのね。びっくりしたわ。急に長谷部君があなたを抱きかかえてきたんだから。お礼はちゃんと言っておいてね。それじゃ、お大事に。」
長谷部君が
私を?なんで…
とりあえず、私はカバンをとりに教室に戻った。