極上男子2〜王子たちの甘い放課後〜
「家に入れないのは、愛花を入れたら、理性が保てなくなりそうだから。
手を出さないのは、愛花を大切にしたいから。愛花には嫌な思いさせたくないし。」
「え、」
「俺、怖いんだ。いつか愛花が離れて行きそうで。
今日だってさ、他の男と一緒にいて正直焦った。
年上なのに、余裕なんてないんだよ、俺。」
大翔も私と同じことを考えていたんだ。
お互い不安になって、気持ちがすれ違って。
でも、
「私、大翔が好き!大好き!
本当はもっとカップルらしいことしたかった。
でももし、大翔が私と会いたくないって言うなら会わない。
大翔が家に来るなって言うなら行かない。
だけど、それでも大翔が好きなキモチは絶対に変わらないから!」
「愛花…」
最後にはいつも、大翔と一緒に愛を分かち合えるんだ。
大翔は、私をギュッと強く抱き締めて、
「お願いだから、離れていかないで…」
「私はどこにも行かないよ。」
私に優しくキスをした。