極上男子2〜王子たちの甘い放課後〜


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私、高橋林檎は、彼氏の玲司と学校の教室でご飯を食べていた。


私が作ってきたお弁当を玲司に渡すと

「あ、あああああありがとう」


と、少し照れながら言ってくれる。




そんな玲司は、不器用なのだ。

と、言うか…
言葉にするのが苦手なのだ。


玲司に告白をしたときもそうだったっけ。


「好きです。付き合ってください!」

って、言ったら

「うん、い、いいよ」

って、真っ赤になりながら小さな声で言ってくれたんだ。



いや、別に不満とかじゃなくて、

むしろ、そんな彼が好きなわけで……


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