極上男子2〜王子たちの甘い放課後〜
「わぁ!美味しそうだね!」
「うん、じゃ、食べようか。」
パスタをクルクルとフォークに巻いている林檎。
すげー、可愛いかも…。
「あ、そうだ。玲司にプレゼントがあるの」
「プレゼント?」
林檎はバッグからキレイにラッピングされたプレゼントを少し照れくさそうに俺に渡した。
「マフラー?」
プレゼントを開けると、渋い緑色のマフラーが出てきた。
「うん、どうかな?」
「これ、手編みだよね」
「うん…。やっぱ、重いかな…」
林檎は不安そうに俺を見る。
「ううん、嬉しい。ありがとう」
俺がそう言うと林檎は嬉しそうに笑った。
あ、そう言えば俺もプレゼントあったんだっけ。
「これは俺から」
「え、プレゼント?なんだろ」