お前は俺のもの
「由菜。6月結婚しよ?」




ソファーで寛いでる時 とんでもない言葉が耳に
私の聞き間違い?




私の小指を自分の指に絡ませ テレビを見る私達
テレビの音だけで 聞き間違えるわけがない




「由菜。式は後からで良いから 籍だけでも入れよ。」




「ちょ・・・と   待って。私達付き合って まだ1か月だよ?早くない?」




焦る私
正反対に 落ち着いて話す那月




「俺からしたら 遅いぐらいだよ。1年もお前の事思ってたんだぞ?」




「1年!?」




うそ・・・
そんな態度見せてなかったじゃない




私には厳しくて いつもバカにしてたじゃない・・・




本当に?




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