お前は俺のもの
「アンタね!喧嘩売ってんの!」





立ち上がる私





「由菜。ほっときな。」




隣の菫さんが 私の手を引っ張った




「だって・・」




「渡辺 いくら水城さんが好きだからって 今は仕事中。私情をはさまないで。」




「はい。」




菫さんの一言で大人しくなるアイツ




私とは態度が全然違うじゃん!




睨んでると目が合ってしまった




口パクで“バカ”って・・・




ムカムカ!




「由菜。気にしない。」




反対側の孝子さんにまで言われたら 大人しくするしか無いじゃん




しゅんとする私




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