お前は俺のもの
「由菜。何言ってんだよ。お客だろ。」




那月は わかってない!




「水城さん 俺 帰ります。」




早く帰ってよ!





「帰る必要ない。由菜 謝れ。」




もう私は限界




涙が出そう でも今泣いたら私の負けになる



ぐっと我慢して




「入れるんだったら 私は出て行きます。」




エプロンを取り 財布と携帯を持って家を出ようとした




「由菜 何考えてるんだよ。」




「那月なんて キライ!」




家を飛び出した



何でわかってくれないの?




いつの間に そんなに仲が良くなってたの?




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