お前は俺のもの
「水城さん おはようございます。」




「・・・はよ。」




落ち着かせる為に 自動販売機まで歩いて来た俺




誰に声掛けられたかも 気付けなかった




そいつは後を付いて来て 自動販売機に俺を押した




所謂 自動販売機とそいつに挟まれてる状態だ




よく俺が由菜にするように・・・




え?




目の前を見ると 鼻息を荒くした渡辺が俺を見つめていた





これって ヤバくね?




俺 男に発情されてるのか?




「お前は何を考えてる?俺は男には興味がない。」





「知ってます。でも 誰でも可能性はあります。もう離婚するんでしょ?なら大丈夫。」




何が大丈夫なんだよ!




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