お前は俺のもの
「悪かった。由菜の気持ちも考えないで。渡辺はあの後すぐに帰したから この家には入ってない。それでも ここが嫌なら引っ越しても良い。だから 帰って来て欲しい。」





由菜は泣きだした




「由菜?」




「那月を取られたら どーしよって・・・  怖かった。」




俺 期待して良いよな?





「それって・・ 帰って来てくれるって事?」





泣きながら頷く由菜
可愛くて愛おしい




俺が離すわけないんだけどな!




仕事の事を忘れて 押し倒した




「那月 仕事は?」




「今は そんな事関係ない。」




強く強く抱きしめた





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