お前は俺のもの
次の日 一緒に出勤



社内でも手を繋いで歩く那月
少し恥ずかしいよ




渡辺君が私達に近寄って来た
顔が引きつる私 でも那月が私の肩を引き寄せてくれた




「今まで わるかった。」




え?


今謝ったよね?




「俺 諦めたから。今度は・・ 山下さん!俺と付き合って下さい!」





「「え”!?」」



二人で顔を見合わせた
諦めてくれたのは嬉しいけど 今度は山下君?





「無理。」




すっぱり断られた渡辺君



「俺 諦めませんから!」




これからも 波乱の予感




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