お前は俺のもの
「安藤さん 良く分かったねー。那月 こう見えて寂しがり屋。」




「海!」



少し赤くした顔
覗きこむと睨まれた




「信じられない!意地悪で性格悪いのに。」




「どー言う意味だよ!」



ついつい本音が出てしまった
言ってから後悔




「ま~ 誰にも見せた事無いけどね~。」



知ってるのは”俺だけ”・・・
何か意味深な言葉だけ置いて 歩いて行った



もしかして・・・



隣を見ると睨まれた
でも 小指は掴んだまま



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