お前は俺のもの
忘年会も終わり 精算は水城さんがやってくれる事に
皆外に出て待とうとしたが



小指が離れない
店に居るのは 私と水城さんだけに




「お会計も一人で行くの寂しいんですか?」




「違うわ ぼけ!」




やっと離してくれたのは お金を出す時だった
なぜか 一緒に居る私
なぜ?




水城さんの行動が理解できないまま
今年が終わった




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