お前は俺のもの
私の所に戻って来た水城さんに



「ナンパされてましたね?」




「帰るぞ。」




無視かい!
自分はナンパされても良いの?
私には怒鳴ったくせに・・・




ぶすっとしたまま帰って自分の席に戻る




「どーしたの?」



明らかにさっきと態度が違う私に菫が声掛ける




「聞いて下さいよ~。水城さん 私がナンパされてたら怒るのに 自分は良いんですよ~。不公平じゃないですか?」




皆 水城さんの方を見る
水城さんは眉間に皺を寄せ睨む




「で ナンパされたの?」



「はい。10代の子にしかも 私その子より年下に見られたんですよ~。今年26になるのに・・・」




そう 思い出しただけで ショック
私 頭だけでなく顔も幼い?




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