お前は俺のもの
バレンタイン当日
朝から美人な人が水城さんの所に来た




背が高く 長い茶色い髪を緩く巻いて
胸の谷間が少し見える上着 スカートなんてスリットが入っててセクシー



香水なんて フェロモンムンムンの匂い
真っ赤に近い紅いルージュ
女の魅力を全部出してる



誰もが見とれていた




「ナツ 受け取って。」




机の上にチョコを置いた



もしかして 彼女?
皆が思ったと思う




しかも ”ナツ”特別な呼び方




「いらない。」



え”?




声には出さなかったけど 目を見開いた






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