お前は俺のもの
「も~ ナツの為に買ったのに~。」
返されるのをわかっていたような態度
でも 嬉しそうに帰って行った
静まり返ったフロア
水城さんが顔を上げた瞬間 皆は手を動き出した
でも 私は動けなかった
視線だけなのに捕われてる
私達が用意したチョコ
受け取ってもらえないんじゃない?
でも 菫さんは
「由菜なら大丈夫。」と言って帰ってしまった
皆私の顔を見て帰る 言いたい事はわかる
”お願いね”と
誰も居なくなったのを確認して
水城さんに近づいた
「帰るぞ。」
え?
まだ渡してない!
返されるのをわかっていたような態度
でも 嬉しそうに帰って行った
静まり返ったフロア
水城さんが顔を上げた瞬間 皆は手を動き出した
でも 私は動けなかった
視線だけなのに捕われてる
私達が用意したチョコ
受け取ってもらえないんじゃない?
でも 菫さんは
「由菜なら大丈夫。」と言って帰ってしまった
皆私の顔を見て帰る 言いたい事はわかる
”お願いね”と
誰も居なくなったのを確認して
水城さんに近づいた
「帰るぞ。」
え?
まだ渡してない!