お前は俺のもの
廊下ですれ違って 軽く頭を下げた



「あれ?その靴。」




え?
いつも履いてるお気に入りの靴がなに?




「そ~言う事。あなたが。」




私を上から下まで見て笑った
勝ち誇ったように




自分でも こんな美人に勝てるわけがないってわかってるけど
その態度は カチンとくる




「菫さん~ 私ってそんなに子供っぽいですか?」



私を真剣な顔で見て 頷いた




「服装がダメなのかな?あんなセクシーなの私には無理だ。」




「何かあったの?」




さっきの事を話す
藤堂さんに笑われた事





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