お前は俺のもの
「そうだ。今日何時にする?」



え?
こんな注目浴びてる時に言う?




「え?薫・・ もしかして デート?」




「あぁ。」




轟さんは辺りを見渡した
誰かを探してる?



それより 女の子達は悲鳴上げてるし
私 ここに居ちゃいけない気がする




「薫!何やってんだよ!安藤に手を出すなって言っただろ!」




私を覗きこもうとした中条さんから 私を引っ張った
走って来たのか 息が切れてる




「え? 君安藤さん?」




「はい。安藤 由菜です。」





ニヤリと笑う 中条さん
私と水城さんを交互に見た




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