ラブサプリ
「今は先生と生徒だから…こんなことはしちゃいけないよな…よし!卒業するまで我慢だな」

あたしは嬉しくてついに本格的に泣き始めた

「おいおいっ泣くなって」
先生はあたしの頭を優しく撫でる

「だって…先生がああ」
顔をクシャクシャにして先生に抱きついた
先生の肩はすぐにびしょびしょになった

「風呂入ってこい!すっきりするから」
先生はあたしを体から外してあたしの目をのぞき込んだ

あたしはコクリと頷いた。

「入らないでね、見ないでね」
とお風呂には居る前に先生に約束した。

「わーってるよ、バスタオルそこにあるから」
そういって棚を指さす。

あたしはコクリコクリと頷くばかり
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