ラブサプリ
匂いに気づいたのか先生が起きてきた

「んー…」
目をこすりながらまだ眠そうにしている先生に

「おはようございます」
と軽くあいさつをして朝食をテーブルまで運んだ。
「ん?これ木下が作ったのか?」

「はい。」
あたしはコクリと頷いた。先生の目が少しだけ見開いた

「お前こんなこと出きるんだなすげーっ」
そう言ってあたしの頭をくしゃくしゃにした。
ボサボサになった頭を直そうと犬のように頭を振る

「こんなこと慣れっこですよ」
お母さんと2人きりで住んでいるときよく作ってたし…昔のお母さんは好きだったなあ
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