超企業
間もなくして僕は呼ばれて、最終面接とやらに入る。
二回目最終って、最近の企業じゃそうないけどな。
小さな個室だった。
そこにこの前とは違うおじさんが座っていた。
「どうぞ、お座りください。」
僕はハッとした。
そうだ、これは面接だ。
「○○大学経済学部より参りました、秋山ラットです!よろしくお願い致します。」
そう言うと、僕は用意された座席に座った。
面接も至って普通だった。
自己PR、現在の状況、過去の話、大したことない自分の履歴を次次と語った。
そして、面接の会話は終了した。
およそ30分くらいの間だったとおもう。