超企業
なぜこんなに頑張っていろいろ受けているんだろう。
大学に入ったからまともな企業に入りたい。ブラックは嫌だ。
ブラックってどこからがブラックなんだろう。
低賃金、重労働、サービス残業?
やりたいことのなかった僕は負け組?
ならばせめて大学に入った証を就活に活かしたい。
と、ここで家に着いた。
「ただいま…。」
と、ドアを開ける。
「お帰りなさい、あ、今日は面接かあ、どうだった?」
出迎えてくれる母だったが、僕は
「さあね、よく分からないや、食欲ないからご飯いらない。少し休むね。」
そう言ってスルーし、自室へ戻った。